おはよう、こんにちは、こんばんは。
むつめ祭が終わりました。
十月から練習を始め、放課後は毎日劇練習。まずセリフ量が多く、長時間座って演技するシーンも多く、どう演技したらいいか、試行錯誤の毎日。正直、不安でした。これ観たお客さんは楽しめるのか、と。座ったままの演技はこれまでの劇ではあまりなかったから、教える方もどうしたらいいか分からない。そして優先順位はセリフを覚えることだったから、動きに関しては後回しになってしまっていました。
そして不安を抱いたまま、本番当日。本番直前まで脚本の改変が行われ、一年生は初めての劇だったからか、「大丈夫か、お前ら。落ち着け!」そんな感じでした。
しかし最終公演の終了後に、あるお客さんに「今年の演者はここ数年で一番演技が上手だった」とお褒めの言葉をいただきました。これは演者にとって一番嬉しい言葉でした。ありがとうございます。
ただ心残りだったのは、セリフを完璧に出来なかったこと。そこは反省すると共に深くお詫び申し上げます。すみませんでした。
一年生、よく頑張った。そして先輩のくせに何も言ってやれなくて悪かった。演技、自信もっていい。
来年が楽しみだ。また頑張ってくれ。
劇の方で手一杯で、その他の仕事に関しては任せっきりになってしまいましたが、先輩方、手伝って頂きありがとうございました。
――そんな中、ピエロ先輩が掛けていた眼鏡が知らない間にすり替わっていたという事件が発生していた。
きつね先輩:あれ、お前、眼鏡替えた?
ピエロ先輩:ん?替えてねーぞ。
きつね先輩:でも鼻当ての部分とかいつもの眼鏡と違うぞ。
ピエロ先輩:は?一緒だろ。(眼鏡を外す)……これ俺の眼鏡じゃねぇ。……誰の眼鏡だよ……。