5月の活動予定

5月の活動予定です。

5月2日(火) 新入生歓迎会
5月7日(日) 文学フリマ東京出店
5月8日(月) 過去推理劇観賞会
5月16日(火) 過去推理劇観賞会
5月25日(木) 過去推理劇観賞会
5月31日(水) 初野晴『退出ゲーム』読書会

8日以降はすべてラーニングコモンズC室(埼大ローソン2階、階段上って右手突当りの部屋)で18時から行います。

さてさて、ではでは

おはよう、こんにちは、こんばんは

遂に、昨年の推理劇『愛も凍るfor rest』のDVDが発売されたようですね。
例年より2カ月も販売開始が遅れてしまったこと、お詫び申し上げます。
楽しんでもらえたら幸いです。


さて、実は私、今年度で卒業してしまうんですよね。
このミス研日記を3年前くらいから書き始めてきたんですけど、もうあの頃とは周りの環境が変わってきて、うちのミス研も転換期に入っているところです。
というのも、私が1年生の頃から在籍していた先輩たちも一緒に卒業してしまい、いつも良きアドバイスをしてくれた人たちがいなくなって、何をしたらいいか分からないといった状況が続いているようです。(DVD販売が遅れたのもこれが要因の1つでもあります……)

こうして4年間を振り返ってみると、色々なことがありました。3回も劇に出演し、通販が始まり、一時サイトが吹っ飛んで復旧作業に追われ、森博嗣を読み、関東圏のミス研との合同読書会をし、円居挽にハマり、ルヴォワールシリーズを布教し、キングレオを推し……。
一番の思い出は13年度の犯人当て推理劇『ダブルレンズ』に役者として携われたことでしょうか。この劇は2時間以上にもわたる作品だったにもかかわらず、終演後の評価はとても良かったと記憶しています。今でも当時観に来てくださったお客様から再演、DVD化の要望があるくらい。(ですが利権やら何やらで少し難しいようです)
ホント入会して良かったと思える楽しいサークルでした。

後輩の皆さんには、先輩方が残していった伝統や想いを受け継ぎつつ、どんどん新しいことに挑戦していってもらえたらいいなと思います。私たちの頃とは違い、人数も増えたしお金もあるし色々できて羨ましいです。それと、皆さんの活躍を見られる数少ない機会ですので、このミス研日記ももっと盛り上げていってください。
今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。

4年間お世話になりました!!

それでは皆さん、オ・ルヴォワール……。

最近は『コズミック』(清涼院流水)読んでる。

新しく就任した会長が以前から「『九十九十九』(舞城王太郎)は面白いから読んでください」と言うので、まず『コズミック』を。あと200ページ……。それにしても龍宮城之介は身なりが"キングレオ"こと天親獅子丸に似てるよな。まぁ断然、レオ様の方がカッコイイけどな。

 

おはよう、こんにちは、こんばんは。

最近ちょっとうれしいことがあったんですよ。聞いてください。

 

うちのサークルでは本を借りるときに「ミス研事件簿」と呼ばれる貸出簿に日付、タイトル、自分の名前と(借)マークを書くことになっているのです。(前にも書いたような気がする)

ブースで一緒になったミス研員と会話が続かないときは、それを開いて大して用もないのにずっと眺め続けるというコミュ障にはありがたいものなんですが、先日そのような場面に直面しまして、何気なく事件簿を眺めていたらそこに『すべてがFになる』の文字が!! 何行も!!

借りている人の名前を見てみると一年生が多い。確かに「『すべてがFになる』は面白いよ!」とは言ってましたが、ここまで一年生の間で流行るとは……。

でまぁそれはそれでいいのですよ。面白い作品ですから。一年生だけでなく上級生にもそうやって薦めてきましたから。そんなに驚かない。それでも「森博嗣面白い!」って言う奴はいなかったんですよね……。中には継続してS&Mシリーズを読んでいた人もいましたがその動機は「(好きな)先輩が読んでいたから」。そして奴は「森博嗣嫌い。西之園萌絵がムカつく」と。

で、ずっとそんな感じで「まぁ好き嫌いあるから……」と過ごしていたのですが、なんと!! 今年!! 「森博嗣面白い」って言う一年のアホが現れたんですよ!! 私はその場にはいなかったのですが、どうやら『すべてがFになる』を読んで面白かったから次作の『冷たい密室と博士たち』を借りたいと。

もうどっちに転ぶかですね。『冷たい密室と博士たち』は「すべF」ほど衝撃がなかったのでその熱が冷めたら嫌だなと、遠くから見守る親の様な気持ちですよ。せめてその次の『笑わない数学者』までは読んで欲しいところ。

その日はS&Mシリーズだけでなく、『丸太町ルヴォワール』(円居挽)も借りていったそうで。これもまた楽しみ!! 円居挽好きなので。ええ。

それにしても、こうやってブースに来て先輩オススメの本を読んでハマってくれるとやっぱり嬉しい。

ただ言っておきたいのは無理して読まなくていいってこと。つまらなかったら他の先輩からオススメを聞いた方がいいよ。先輩にもホラー好きだったり、ロジック好きだったり、SF好きだったり色んなタイプの人がいるから。

 

楽しみだわ~。ルヴォワールシリーズ読んだら次は『キングレオの冒険』も読もう。で、『シャーロック・ノート』読もう。ついでに『クローバー・リーフをもう一杯』も読もう。あと『日曜は憧れの国』も読もう。

はい、こちらからは以上です。

よいお年を。

『ダメフィリア』200円は高い……。

おはよう、こんにちは、こんばんわ。

むつめ祭まであと3日。

会員の手による『ミスフィリアVol.18』の製本作業が進む中、一足先に完成した『ダメフィリアVol.18』(製本に失敗した会誌)を200円で買ったので
腹いせに収録作品を少し紹介?することにした。
だから怒らないでね。



『少女老い易く、キャラ成り難し』(ひじきごはん)

「我こそは闇を統べる吸血鬼、黒沢サツキ!」
新人アイドルであるサツキのある行動に、マネージャー須山は次第に疑問を持ち始める。
何故、彼女は遠回りしてまでバス通勤をするのか。
彼女の行動の裏にある真意とは――

ひじきごはんが贈る、アイドル×日常の謎‼



『インビジブルガール』(三鷹綾美)

「話してみなさい、後輩。私がその事件の真相を教えてあげます。透明人間なんて存在しない。それを今から証明してあげましょう」
平日の女子校の昼下がり。突如消えた、25人分の財布。密室の教室で起こった事件に、「先輩」は静かに真実を語る――

女子校生の実態を晒され「大丈夫かこれ……」と引きつつも読み進めると、最後に見事にやられてしまいました。三鷹先生の次回作が楽しみです。



『テニスボール』(横笹向日葵)

「何も言えねぇ。取敢えず、読んでみてください」(22歳男性)
「あなたは絶対にこう言う。『何だこれ‼』と」(22歳男性)
「……なるほどな」(22歳男性)



『俺とお前とフレームシフト』(くろたんぽ)

「チェリー」「レモン」「マスカット」の異名を与えられた黒丹高校三大美人の正体を探るべく、高校三年生の大伍は校内を駆け回る――

クセのある文体に慣れるのが先か、大伍が答えに辿り着くのが先か⁉
※本作品に理詰めの要素はありません。



『Players』(時計屋)

主人公・コウはサヤカを殺そうと計画を立てる。その殺害方法は、プレイヤーの投票によって決まる。すべてはプレイヤーの腕次第。
ただひたすらに【GAME CLEAR】を目指して、プレイヤー達の壮絶な闘いが繰り広げられる――

読後、ゲームの世界に迷い込んだような気分になりました。



『海中の瓶』(水飛沫)

それはこう始まっていた。
「月は狂気を増幅させるのだと聞いたことがございます」
海辺で拾った瓶の中には、とある事件に関するメッセージが書かれた紙束が――

メッセージ・イン・ア・ボトルという小洒落た設定とミステリのマリアージュ。
水飛沫先生らしい一作。



『クラウデッド・メモリー』(我音丸)

死んだ祖父の『メモリー』に『記憶』されていた犯人は、四十年前に他界した祖母だった⁉ 少女は祖父の死の真相を探るべく、『クラウドメモリー』を利用して禁断の"死の『記憶』"を追体験する――

SF×ミステリ! 我音丸の4年間の集大成ここにあり!



『殺人鬼合宿事件』(足住公達)

埼玉大学推理小説研究会。通称ミス研。彼らが毎年夏休みに行う合宿は、こう呼びならわされている。
――殺人鬼合宿、と。

78ページにも亘る本作は完全フィクションであり、今年行われた殺人鬼合宿とは一切無関係。我々が願ってもできない、"円滑"な殺人鬼合宿をシミュレートした作品。しかもちゃんと3泊している……。



他、「日常の謎」をテーマにした書評、殺人鬼合宿レポート、米澤穂信『氷菓』読書会レポートを収録。

『ミスフィリアVol.18』200円。どうぞ、お買い求めください。

1ページ読むのに約30秒。

おはよう、こんにちは、こんばんは

 

突然ですけど、『Χの悲劇』読みました?

あ、エラリィじゃありませんよ。あれは『X(エックス)の悲劇』。

今聞いてるのは『Χ(カイ)の悲劇』ね。今月発売された森博嗣の新刊ですよ。

全12作と告知されているGシリーズ第10作目の作品なんですけど、これが森ファンの間で話題になってまして。

レビューを見てると、もう一度S&Mシリーズを読み返したくなる!!とか、シリーズ追ってて良かった!!とか、そういう感想がちらほらと。

 

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