皆様、いかがお過ごしでしょうか。水世絃です。
あっという間に暑くなってきてしまいましたね。熱中症などに気をつけていきましょう!
さて、今回は5月の読書会についてです。有栖川有栖先生の『ロシア紅茶の謎』で行いました。
犯罪学者の火村と推理作家のアリスのコンビが登場する作品で、国名シリーズの第一巻です。私はこの二人が登場する作品が大好きで、短編も長編もいつも楽しく読ませて頂いてます。この国名シリーズで強く印象に残っているのは、『インド倶楽部の謎』でしょうか。あやしげな雰囲気で面白かったです。
会ではそれぞれの短編についての話題が出ましたが、特に強烈な印象に残っているのは表題作「ロシア紅茶の謎」と言っている人が多くいました。私も犯人の大胆な行動に驚きました。挑戦しようとすら思いませんね……。怖すぎます。また、「ルーンの導き」、「屋根裏の散歩者」、「赤い稲妻」などに言及する人もいました。それぞれ注目する点が異なり、なるほどそういう見方もあるか!と面白い発見もありました。
皆様もぜひ、国名シリーズや火村・アリスコンビが活躍する作品をお手に取ってみてくださいね!
では、今回はこのあたりで失礼します。ここまでお付き合い頂きありがとうございました!