7月の読書会

初めまして、吉田です。最近急激に暑くなってきて大変ですね。

遅くなりましたが、ミス研では7月の中旬に大倉崇裕先生の「七度狐」で読書会を行いました。

この作品の見立ての謎はタイトルにもなっている落語の「七度狐」ですが、落語では観客を飽きさせないために七度と言いながら一、二、七度目の化かしのみ語るのが現代では普通になっています。しかし、この作品では作者の創造によって省略された部分も補われたオリジナルの七度狐の見立てであるため、読者は見立てそのものも推理しなければなりません。そこが、この作品の最大の魅力でもあるのですが、参加者の間では、果たしてどこまで推理可能なのか、という話で盛り上がりました!

 

さて、話は変わりますが、今年も学祭であるむつめ祭に向けてミスフィリアと推理劇を鋭意制作中です!今年のむつめ祭は11/1~3と、例年より少し早くなっていますのでご注意ください。多くの皆様のご来場、お待ちしております!