12月読書会

初めまして、一年のここゆです。

 

先日の読書会はハリイ・ケメルマンの『九マイルは遠すぎる』で行いました。

 

海外物は文章がややこしくて読みづらいことが多く敬遠されがちですが、この本は読みやすい翻訳で、加えて短編集なので普段海外物を読まない方でも楽しめると思います。

 

私は『おしゃべり湯沸かし』が一番好きです。平和すぎる、死体が出ない、と一部からは不評のようでしたが…。

表題作の『九マイルは遠すぎる』もそうですが、小さな事から推理によってストーリーが組みあがっていく感じがとても好きです。同じ趣味の方には島田荘司の『傘を折る女』をおすすめします。あと司会の先輩が青崎有吾の『10円玉が少なすぎる』を推しておられたのでそちらも。

 

後半は何故か推しキャラの話になりました。私はジャック推しです。割と不憫ですよね彼。

探偵役のニッキィについては賛否両論でしたが、個人的には名探偵らしくて良いキャラだと思います。皮肉っぽくて倫理観が若干欠如してるあたりが。私は『10時の学者』のラストで好きになりました。

 

これが今年最後の活動でした。今年私以外の一年生と全然会わなかったんですけど、来年からは皆活動に来てくれると信じております。てかぶっちゃけ超寂しいので来てくださいお願いします。

 

それでは、寒い日が続きますが風邪など引かれませんように。良いお年を。

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