1月の読書会

関東は慣れない雪で大変でしたね。どうも、幸雨です。

 

1月に読書会を行いました。 「屍人荘の殺人」(今村昌弘)です。

デビュー作で史上初の三冠(このミステリーがすごい!、週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリ・ベスト10)を果たしたこの作品で読書会をやらないと!
ということで1月はこの本に決まりました

おもしろかったです。ええ、とても面白かったです。

読書会の最後のほうで話題になったのは「これを読んだことない人におすすめするにはなんて紹介すればいい?」っていう問題でした。
だって、○○〇を言ったら面白さ半減ぐらいしそうだし、かといってそれなしでは語れることが少なくないか? といった具合です。
とりあえず「おもしろい・三冠取ったよ!」って言っておくしかない、という感じの結論ですね。
あらすじならいろいろなサイトで書かれているようなことを言えばいいんだけど、それで読みたいと思ってもらえるのか疑問に思えてしまうんですよね。

まあ、ネタバレなしで紹介できる本も少ないですけどね。いっそシリーズ化してくれれば○○シリーズの第一作目なんだよ!っていう紹介もできるんですけど。。
ミステリの紹介って難しい。

 

読書会の話は以上です。

 

おまけ。
現在、部室を綺麗にする計画が進行中です。具体的には床を張り替えるとか何とか。まあどうなるかはわかりませんが。

 

それではみなさま、ごきげんよう

12月読書会

初めまして、一年のここゆです。

 

先日の読書会はハリイ・ケメルマンの『九マイルは遠すぎる』で行いました。

 

海外物は文章がややこしくて読みづらいことが多く敬遠されがちですが、この本は読みやすい翻訳で、加えて短編集なので普段海外物を読まない方でも楽しめると思います。

 

私は『おしゃべり湯沸かし』が一番好きです。平和すぎる、死体が出ない、と一部からは不評のようでしたが…。

表題作の『九マイルは遠すぎる』もそうですが、小さな事から推理によってストーリーが組みあがっていく感じがとても好きです。同じ趣味の方には島田荘司の『傘を折る女』をおすすめします。あと司会の先輩が青崎有吾の『10円玉が少なすぎる』を推しておられたのでそちらも。

 

後半は何故か推しキャラの話になりました。私はジャック推しです。割と不憫ですよね彼。

探偵役のニッキィについては賛否両論でしたが、個人的には名探偵らしくて良いキャラだと思います。皮肉っぽくて倫理観が若干欠如してるあたりが。私は『10時の学者』のラストで好きになりました。

 

これが今年最後の活動でした。今年私以外の一年生と全然会わなかったんですけど、来年からは皆活動に来てくれると信じております。てかぶっちゃけ超寂しいので来てくださいお願いします。

 

それでは、寒い日が続きますが風邪など引かれませんように。良いお年を。

『MysPhilia vol.19』販売開始のお知らせ

2017年11月24日,25日、26日に行われました埼玉大学学園祭「むつめ祭」及び、23日に東京流通センターで開催されました第25回文学フリマで販売いたしました会誌『MysPhilia Vol.19』の通信販売を開始させていただきます。

詳細はこちら

2017年度むつめ祭が終了しました

今年のむつめ祭も無事に終えることが出来ました。

埼玉大学推理小説研究会のブースまで足をお運びいただいた皆様、誠にありがとうございます。

推理劇『幽霊は雨に濡れるのか?』にご来場してくださった皆様、会誌『ミスフィリアVol.19』をご購入いただいた皆様、至らぬ点もあったとは思いますが、少しでも楽しんでいただけたならば幸いです。

また、23日(木祝)に参加した文フリでも、出品分を無事完売することが出来ました。お買い上げくださった皆様ありがとうございます。

こうして、毎年大盛況の内に終えることが出来るのも、皆様の支え、応援のおかげです。今後の活動も温かく見守って頂けたらありがたいです。

今年のむつめ祭に満足することが出来たという方、来年もぜひお越しくださいませ。ミス研会員一同お待ちしております。